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CPR工法研究会は杭基礎補強工法「CPR工法」の技術開発とその普及を目的に設立されました

TEL. 029-856-0283

〒305-0822 茨城県つくば市苅間515-1

適用可能な工法

ファイバージェット工法

 ファイバージェット工法は、短繊維を均一に混合できる施工システムを開発することによって、高圧噴射撹拌工法の地盤改良体のねばり強さ(引張強度、曲げ強度、靭性)を大幅に向上させることに成功しました。
 そのため、従来の高圧噴射撹拌工法に比べて改良範囲を最大2〜3割減らすことも可能となり、効率的な地盤改良を行うことができます。しかも、下図に示すように従来の施工設備に、四重管式の特殊造成装置と「短繊維+気泡」の供給システムを組み合わせることで施工することができます。
 施工手順も従来工法と同様で、ボーリング削孔後に造成装置を引上げながら、@造成装置の上段噴射口から高圧水を噴射して地盤を緩めて、A中段吐出口から滑らかなシェービングクリーム状の気泡と混合した短繊維(Φ16μm×12mm程度のビニロン繊維)を注入し、B下段噴射口から超高圧硬化材を噴射することで、短繊維が均一に混合された改良体を造成します。なお、短繊維と共に注入した気泡は硬化材に添加した消泡剤によって消泡します。

   
ファイバージェット工法の概要技術資料より ファイバージェット工法の用途例 
【特徴】
1.改良体品質の向上
 従来工法と比べ、引張強度と曲げ強度は最大2倍となり、圧縮強度も最大30%程度向上するなど、改良体のねばり強さが大幅に向上します。
2.改良範囲・排泥の低減
 改良体品質の向上により、従来工法よりも改良範囲を最大30%程度縮小できます。
3.コンパクトな機械設備
 通常の高圧噴射撹拌工法と同様に、コンパクトな設備で構造物に近接した施工が可能です。 

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